遺品整理の大変さを経験して終活を始めました

父が亡くなり10数年実家で一人暮らしをしていた母が亡くなり、遺品整理を経験しました。
四十九日法要を済ませて、実家の収納や箪笥の引き出しの中から、最初に通帳や印鑑や書類を取り出し、一旦取り置きました。

その通帳をベースに金融機関に母が亡くなった事を伝え、相続に必要な書類をもらい、相続人を証明するために母が生まれて以来の戸籍謄本を収集しました。

多数の金融機関に分散されていたので、いくつもの書類を書き申請する大変な作業を進めました。それと並行して、自治体の燃えるゴミで廃棄できる衣類や色々なゴミをまとめ、自分で何袋分も廃棄しました。

しかし、そこから先は自分達では無理なので、遺品整理を行う業者にお願いしました。収納等に入っていた様々なものを分別し、かつリサイクルショップで販売できそうなものは買取りして下さるとの事で、それもまとめて取り置かれました。

数名の作業員の方が手際よく作業され、2日目に搬出用のトラックとタッカー車が来て全て搬出・積み込みを完了されました。

最後に費用から買取りしてもらった金額を差し引いて清算し、支払いを済ませました。予想以上に高価買取りをしてもらえ、費用が少なくなり助かりました。

実家は平屋で、父が亡くなった時に少し不用品を片づけていた事もあり、思いの外に早く片付きました。しかし我が家を考えると、実家よりも何倍もものが多く、私達が亡くなった時に子供達が大変な想いをするだろうと、もう還暦も過ぎて高齢化している事もあり、終活を少しづつ始めるべきと感じました。

特に金融機関の口座を2つ程度に整理する事と、生前整理で不用品を徹底的に減らす事から始めようと考えています。