さいたま市で生涯独身だった叔父さんが、病院で亡くなり、近親者の私達夫婦が通夜・葬儀を執り行いました。親族の多くは関西在住で、埼玉まで出向けるごく親しかった親族で、小さな通夜・葬儀を営みました。
賃貸マンションに暮らしていたので、早期に遺品整理をしてマンションの部屋を返さねばならないのですが、通夜・葬儀後のバタバタもあり、四十九日を過ぎて専門業者にお願いして、一気に行う事にしました。
実家の母が亡くなった後の遺品整理は、持ち家だった事と、自宅から近かった事から、1年近くを掛けて私達で行う事にしました。しかし、その大変さは想像以上で、遠方の叔父さんのマンションの遺品整理は、最初から専門業者にお願いせざるを得ないと考えていました。
四十九日の喪が明けるまでに、埼玉県内に沢山ある専門会社のどこに依頼すべきか、ネットを活用して調べました。土地勘もなく、地元での評判など知る由もないので、信頼できる業者さんとして遺品整理士に認定されている従業員の居られる業者を探しました。
不用品を単に回収するだけではなく、叔父さんの生きた痕跡を大切にし、しかもスムーズに作業を進めてもらえるのは、一般の回収業者よりも遺品整理士の居られる業者さんが最適で、信頼できると考えたからです。
何社かのそうした業者さんの中から、叔父さんのマンションから比較的近そうな業者さんに事前に電話で依頼し、日程調整させてもらいました。
作業して頂く前日にさいたま市に入り、翌朝から私達夫婦が立ち会って作業を進めてもらいました。
貴重と思われるものや、思い出となりそうなものや、形見となりそうなものは横に除け、不用なものを分別してテキパキと作業を進めて下さいました。一日目に4名の作業員で整理を進められ、大型の家具家電を除いて、全てのこまごましたものの搬出を終えました。翌朝に大型の家具家電の搬出を終え、無事に遺品整理作業を完了しました。
専門業者にお願いして気分よく終える事が出来、本当に良かったと思っています。