お歳暮で届いていたハムの詰め合わせが懐かしい

テレビCMの影響なのか、私の中でのお歳暮のイメージはハムのギフトです。父親が勤めていた頃はお歳暮で必ずハムを下さる方がいて、ひそかに楽しみにしていました。

 

当時の生活でハムと言えば、母親が商店街の肉屋さんで買ってくる薄いハムで、料理のバリエーションもなく、サンドイッチに入っているだけでしたが、お歳暮でハムの塊を戴くと、決まって分厚く切ってステーキのように焼いて食べていました。薄いハムでは味わえない、しっかりした歯ごたえと旨みが子供心に嬉しかったのを覚えています。

 

大人になって旅行好きになり、海外旅行に行くようになってからは、私の中でのハムのイメージは、イタリアやスペインの生ハムになりましたが、今でも年末に近づいてテレビCMや、お歳暮という言葉を聞くと、子供の頃に届いたずっしり思いハムの詰め合わせの箱や、ちょっと焦げ目がつくくらいに焼いて食べた美味しかったハムステーキの事を鮮明に思い出します。今年のお歳暮には、どなたかにハムを贈ってみようかな。